法務

スタートアップ(小規模事業者)が法務部を持つという事

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スタートアップに法務部は必要か?
令和7年現在、スタートアップ事業を取り巻く環境は非常に良好になり、事業の成長に有効な手段が打てる状況だと言えます。順風満帆な環境が用意されています。
そう言った良好な環境下にあるスタートアップや優良ベンチャー企業が、大企業ほどの規模に至らない状態で「法務部」を持つ事が、今後のビジネス上のアドバンテージを持つ事に繋がって行くと言えます。

法務部が成長を促進する理由
①「法務部」が事業のステップアップを促進する
外部から「投資」を受ける優良事業等は事業成果も順調に伸びて行き、ビジネスとしての成長が伺えます。その事業に「法務部」を持つメリットは、事業を次のステップへと促進するテンポアップのサポートになります。

②法務情報を持つ事が事業利益を最大化に繋げる
新規事業に取り組む時、それが法的に問題が無いかの判断が「全く分からない」状態か、または「この法律にあったはず」と詳細は不明であっても手掛かりを思いつくかで、ビジネスの進展テンポが全く変わって来ます。
専門の弁護士や弁理士に丸投げをする場合は、依頼先に全て「依存」する事になりますが、手掛かりを元に事業に沿った「意向」を自社で希望をまとめておける場合は「自社の利益」を十分に考えた事を行えるので、非常に有効な依頼になります。

事業利益を最大化する法務部の役割
「法務部」の役割はリスクを抑える事は当然ですが、同時に事業利益を最大化する事も重要な役割です。

ルール(法律)を知る事で利益を最大化にする
自社の事業規模が小さい場合には取引相手が自社よりも大きい為、基本的には相手の作成する「契約書」を一方的に飲まざるを得ない事が常になります。
そう言った中で、自社に「法務部」を持つ事は相互に対等な関係で取引についての話し合いを行う事が出来ます。これがまだ事業規模が小さな時における大きなメリットです。
基本的には記載条件で「契約書」にサインをする事になりますが、違法な「契約」からは守られる事になります。法律は知っている人の味方になると言う様に法律(ルール)を抑えることで、そのルールに則り契約する事が現状の立場で「利益を最大化」にするメリットがあります。

まとめ
「法務部」を持つ事でこれらのメリットを活かすアドバンテージを持って事業に活かして頂く事をお勧めします。

▶ 「法務部」の設立についてのページ

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